内蒙古フルンボイルで民族色豊かな芸術公演が開催

2024-02-22 16:16:02  CRI


民族衣装ショー

 中国北東部、内蒙古自治区呼倫貝爾(フルンボイル)市の繁華街・呼倫貝爾古城で21日夜、現地の少数民族の文化を披露する公演が行われました。


民族舞踊を披露するダンサーたち

 この公演は同市で開催中の第14回全国冬季スポーツ大会に参加した選手たちや、競技の観戦に訪れた人々に現地の文化をアピールし、また中国の春節(旧正月)をみんなで祝おうと企画されたもので、今月14日から28日まで、8回にわたって行われます。毎回の公演には延べ約3万人の来場者が訪れているということです。


古城で人々と交流する第14回全国冬季スポーツ大会のマスコット。男の子は安達(アンダ)、女の子は賽努(サイヌ)。2人の名をつなげるとモンゴル語で「友人のみなさん、こんにちは」という意味に。

 21日夜の公演では、蒙古族、達斡爾(ダウール)族、鄂倫春(オロチョン)族などの民族衣装ショーや民族舞踊、蒙古族の弦楽器・馬頭琴(モリンホール)の演奏、蒙古族の伝統的な歌唱法・呼麦(ホーミー、喉歌)などが披露されました。


ライトアップされた氷の彫刻

 呼倫貝爾古城は今から約300年前に建てられた古城を再現したもので、現在は飲食や買い物、娯楽、無形文化遺産展示などの機能が集約された観光スポットになっています。今年は全国冬季スポーツ大会に合わせて、古城内には選手が競い合う様子をイメージした氷像など、5000立方メートルの氷を利用した31の彫刻が展示されています。(文&写真:鵬、校正:坂下)

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集