北京
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23/19
中国南西部に位置する四川省と重慶市の出稼ぎ労働者約400人が重慶西駅で19日、南部の広東省広州市に直行する高速列車に乗りました。これは春節後、出稼ぎ労働者の職場復帰のために重慶市から発車した直行列車の第1便です。
乗客約400人は重慶市の巴南、北碚、渝北など多くの区・県および隣接する四川省からの出稼ぎ労働者で、専用シャトルバスで重慶西駅に行き、広州行きの直通列車に乗りました。同日に重慶市の潼南区と綦江区でもそれぞれ専用列車を運行し、出稼ぎ労働者約300人を広州へと送りました。出稼ぎ労働者の職場復帰のための専用列車が広州に到着した後、現地の関連部門からの専用車による出迎えが手配されています。
重慶発広州行きの出稼ぎ労働者専用直通列車
この列車を利用した重慶市北碚区の呉輝斌さんは「家の近くから直接乗り、広州に直行し、到着後も専用の送迎バスがあり、とても便利です」と評価しました。
重慶市の見通しでは、今年は出稼ぎ先に戻る重慶籍の労働者は400万人余りに上り、関連部門は直通列車を1000本以上運行する予定です。(Yan、藤井)
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