王毅外交部長 スペイン首相と会談

　スペインを訪問中の王毅外交部長は現地時間19日、マドリードでスペインのサンチェス首相と会談しました。

　王外交部長は席上、「昨年、中国とスペインは国交樹立50周年を盛大に祝った。両国の指導者は二国間交流の成功した経験をまとめ、次の発展のために戦略的プランを作った。スペインと共に、両国関係のより輝かしい次の50年を切り開きたい。全面的な戦略パートナーと重要な国際的影響力のある国として、中国とスペインは責任を負い、変乱が織り成す世界により多くの安定的な力を注入しなければならない」と述べました。

　王外交部長はまた、「昨日アルバレス外相と深く交流し、広範な共通認識に達し、中国とスペインの全面的な戦略パートナーシップという位置付けを再確認した。相互理解を継続し、互いの核心的利益を支持し、二国間関係の戦略的基礎を確固たるものにすることで一致した」と表明しました。

　サンチェス首相は「スペインは中国との全面的な戦略パートナーシップを非常に重視し、両国の経済貿易往来と人的交流の利便化のために中国側が取った積極的な措置を高く評価する。中国側と共に、協力の潜在力をさらに掘り起こしたい」と述べたほか、国際情勢の厳しい挑戦に直面して、欧州と中国は共同で国連が核心的な役割を果たすことを支持し、平和と安定を促進し、グローバルガバナンスを改善するために積極的な役割を果たすべきだと指摘しました。（藍、野谷）