王毅外交部長 ウクライナのクレバ外相と会談

2024-02-19 12:38:32  CRI

 ドイツで開かれたミュンヘン安全保障会議に出席した王毅外交部長は現地時間17日、招きに応じてウクライナのクレバ外相と会談しました。

 王外交部長は、「中国とウクライナは何年も前から戦略的パートナーであり、両国人民は伝統的な友情を持っている。国際情勢がどのように変化しようと、中国側は両国関係が正常に発展し、両国人民に幸福をもたらし続けることを望んでいる」と述べ、緊急事態の下で中国公民の安全な撤退を助けたことについて再びウクライナ側に感謝の意を示しました。

 王外交部長はウクライナ問題における中国側の原則的立場を述べ、ホットな問題の政治的解決、平和的な交渉の促進を堅持し、事態を激化させず、衝突から利益を求めず、衝突地域や衝突側に致命的な兵器を売却しないことを強調し、戦争の早期収束、平和の再構築に引き続き力を入れ、わずかな希望でも努力を放棄しないという中国側の姿勢を表明しました。

 クレバ外相はこれに対し、中国は国際問題において重要な影響力を持っているとし、ウクライナ危機の政治的解決に関する中国の立場を示した文書の発表を高く評価し、平和促進における中国の役割を発揮し続けることに期待を示し、中国政府のユーラシア担当特使と連携を強化していくと表明しました。(Mou、藤井)

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