王毅外交部長 スペイン外相との会談の共通認識を語る

2024-02-19 22:16:41  CRI

 王毅外交部長は現地時間18日、コルドバでスペインのアルバレス外相と共同で記者会見を行い、「中国はスペインをEUの中で信頼できる良きパートナーと見なしており、スペインと共に、戦略的安定性を持つ二国間関係を構築し、両国の発展と振興に新たな助力を与え、中欧関係に新たな原動力を注ぎ込みたい」と表明しました。

 王外交部長は双方が合意した幅広い共通認識を紹介し、次のように述べました。

 「われわれは戦略的相互信頼が中国・スペイン関係の発展における強固な礎であるとの認識で一致した。開放協力は中国とスペインの関係発展の内に秘めた原動力であり、電気自動車、グリーンエネルギー、デジタル経済など新たな協力分野を開拓していくことを願っている。

 われわれは人文交流が中国とスペインの関係発展の貴重な財産であるとの認識で一致した。昨年、両国は互いの国で文化・観光年を成功裏に開催し、『秦漢文明展ダリ芸術展には数十万人が訪れた。ジャイアントパンダは両国国民の友好の使者であり、中国は貸与期限の切れたパンダ一家が中国に返還されるのを待って、改めてスペインにつがいの若いパンダを送る予定だ」

 王外交部長は、来年は中国とスペインの包括的な戦略パートナーシップ構築20周年に当たり、中国はスペインと共に努力し、相互尊重、平等互恵の精神を堅持し、さまざまな分野での交流協力がより多くの積極的な成果を上げるよう推進していきたいと表明しました。(シンエン、坂下)

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集