王毅外交部長 モンゴルのバトツェツェグ外相と会談

　王毅外交部長は16日、ミュンヘン安全保障会議出席中にモンゴルのバトツェツェグ外相と会談を行いました。

　王外交部長は、「今年は中国とモンゴルの国交樹立75周年、友好協力関係条約調印30周年、包括的な戦略パートナーシップ樹立10周年に当たる。双方はこれを契機に、両国首脳の戦略的な指導に従い、互いの核心的利益と重要な関心事に関わる問題について互いに理解・支持し合い、政治面の信頼関係を揺るぎないものとし、さまざまな分野での交流を緊密にすべきだ」と述べた上で、「中国はモンゴルが両国関係の発展を外交上の優先事項に据えていることを賞賛し、モンゴルとの発展戦略のマッチングを強化し、国政運営の経験交流を深め、潜在的な協力の可能性を十分に掘り起こし、中国とモンゴルの包括的な戦略パートナーシップをより高いレベルに引き上げ、共同の発展と繁栄を実現したいと願っている」と述べました。

　バトツェツェグ外相は、「モンゴルは中国との友好関係を大切にしている。今後もハイレベル交流を強化し、政治面の信頼関係を増進し、さまざまな分野での実務協力を深め、2国間関係がより多くの成果を収めるよう推進していきたい」との考えを示しました。（ZHL、坂下）