王毅外交部長 英国のキャメロン外相と会談

　王毅外交部長は16日、ミュンヘン安全保障会議出席中に英国のキャメロン外相と会談しました。

　王外交部長は「中英は共に国連安全保障理事会の常任理事国であり、戦略的意思疎通を強化し、安全を促進し、平和を守るためにしかるべき役割を果たすべきだ。そのために、双方は共に努力し、双方の利益が一致する分野を拡大し、交流と協力を強化し、意見の相違と矛盾を適切に処理し、中英関係を健全で安定した発展の正しい軌道に戻すよう推進すべきだ。これは両国の根本的かつ長期的な利益に合致し、国際社会が共通して期待するところでもある」と述べました。

　キャメロン外相は「英国は英中関係を戦略的見地から見ており、中国とより建設的な2国間関係を発展させ、相互に尊重し合いながら意見の相違をコントロールし、問題を解決していきたい。英国は引き続き双方の共通の利益に合致する分野で協力を推進し、中国と再生可能エネルギー、経済貿易、教育などの対話を強化することを期待している。国連安全保障理事会の常任理事国として、英中は共に平和と安全を守り、より良い世界を建設しなければならない」」と期待を寄せました。（帥、坂下）