いかなる国も国際法と安保理決議を曲解、濫用して紅海で緊張情勢を作り出してはならない

2024-02-15 15:12:26  CRI

 国連安全保障理事会は現地時間14日、イエメン情勢について会合を開き、中国代表はフーシ派に商船への攻撃を停止するよう改めて呼び掛けるとともに、いかなる国も国際法や安保理決議を曲解し、乱用して紅海で緊張状態を作り出してはならないと強調しました。

 中国の張軍国連大使は、「最近、紅海情勢は絶えずエスカレートしており、特に関係国のイエメンに対する軍事行動は紅海水域の安全リスクを高めるとともに、イエメンの政治プロセスに深刻な衝撃を与えている。中国はこの重大な時期に、イエメンの各当事者が国民の利益を優先し、決意を示し、妨害を排除し、断固として政治プロセスを推進し、最終的な成果を得ることを望んでいる」と述べました。

 張軍国連大使はまた、「関係国は特に国際社会、地域の国々と人々の声に耳を傾け、安保理の行動を妨害することをやめ、ガザ地区の早期停戦推進のための努力に着実に加わるべきだ」と強調しました。(MOKU、坂下)

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