ギネス世界記録の最大の縦型花灯が初公開

2024-02-15 14:45:37  CRI

 2月10日からの春節の大型連休期間中、中国中東部の河南省では多くの場所で迎春灯会(ランタン祭)が開催されています。中でも、古都洛陽の牡丹迎春灯会に、ギネス世界記録に正式に認定された最大の縦型花灯(ランタン)が初登場し注目を集めています。

 この花灯は800年の歴史を持つ四川省の自貢花灯の技術で作られたもので、高さは24メートル、6層の巨大な「花びら」を持ち、200人以上の職人が17日間かけて制作しました。

ギネス世界記録に認定された最大の縦型花灯

 洛陽牡丹迎春灯会にはそれぞれ異なったテーマの13組の大型花灯が設置され、24種類の牡丹の貴重品種が花開いている様子を表現しています。また、中国牡丹博物館の秘蔵版である、東晋時代の画家・顧愷之(西暦348年~409年)が三国時代の曹操の息子・文学家曹植の作品「洛神賦」のプロットを基に描いた「洛神賦図」の物語と結びつけて、臨場感あふれる古風でリアルなナイトシーンを作り上げています。園内では特別に冬咲きの牡丹が栽培されており、来訪者は「昼は花をめで、夜は灯りをめでる」という新春の牡丹の旅を楽しむことができます。(藍、坂下)

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