警察犬の「天天」 ハンドラーと共に春節帰省の安全を守る

2024-02-13 13:31:48  CRI

 中国南西部の四川省成都東駅の入り口では、ここ数日、女性警察官の劉海燕さんが4歳になる爆発物探知犬の「天天」を連れて、危険物の捜索に追われており、春運(春節前後の特別輸送態勢)の安全を守っています。警察犬ハンドラーである劉さんが「天天」を連れて春運警備を担当して今年で3年目となりました。

駅で荷物の安全検査をする「天天」と「ワンちゃんママ」こと劉さん

 犬の訓練は、通常業務の勤務体系とは異なります。犬の精神状態は、一日のうち朝と晩が最も良く、訓練を行うのにも最も適しています。このため、劉さんは勤務先の近くに部屋を借り、毎週末を除くすべての時間をチームの警察犬たちと一緒に生活しています。劉さんは毎日、犬たちの部屋の掃除をし、シャワーや食事の世話をするほか、訓練をしたり、また遊んだりといった親密な生活を5年間続けていることから、他の警察官らから親しみを込めて「ワンちゃんママ」と呼ばれています。

 劉さんは、「幼い頃から、犬を飼っていたので、犬が大好き。今も自宅に野良犬4匹を保護して飼っている。この仕事は私にとても合っていると思う」と話しました。

 警察犬のえさをよりリーズナブルにするため、劉さんは毎日、犬用の食事を作り、さまざまなごちそうを犬に与えています。また、劉さんは警察犬基地周辺の通りや路地に「天天」を連れて行き、人出の多いさまざまな場所を移動させ、「天天」に命令をすることで、複雑な環境でも集中できる能力の訓練を行っています。(殷、MI)

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