宇宙船「神舟17号」乗組員 宇宙から春節を祝賀

2024-02-09 15:12:51  CRI

 昨年10月に有人宇宙船「神舟17号」に搭乗して地球から約400キロ離れた中国の宇宙ステーションに行き、軌道上に100日間以上滞在している3人の宇宙飛行士は、初めて宇宙で春節(旧正月、今年は2月10日)を過ごすことになります。春節を迎えるにあたり、3人は中国の人々に向けて祝賀のメッセージを送りました。

 湯洪波飛行士は、「春が大地に戻り、万家が団らんを楽しむこの時、祖国や祖国の人々や家族と遠く離れてはいますが、皆さんから送られてくる春節の雰囲気はしっかり伝わっています。私たちが宇宙で過ごす今回の春節は充実していて幸せです。祖国の皆さん、ご安心ください」と述べました。

 唐勝傑飛行士は、「初めて宇宙で春節を過ごします。得がたい人生体験になるはずです。全ての家庭が団らんを楽しむこの時に当たり、祖国の山と川、故郷の皆さんのことが非常に懐かしいです。家々の明かりがともる今、私たちと同じように仕事を頑張る人々の強い情熱にも火がともるでしょう」と述べました。

 江新林飛行士は「2024年の春節を迎えるに当たって、私たちは中国の宇宙ステーションから祖国の繁栄と全国各民族人民を祝賀します。辰年が大吉に恵まれ、平穏で順調でありますように」と述べました。(鵬、鈴木)

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集