中国 福島第一原発の汚染水漏れ巡り再び厳粛な申し入れ

2024-02-08 15:17:42  CRI

 報道によりますと、東京電力福島第一原発で7日、汚染水浄化装置から、計約5.5トン、220億ベクレルの放射性物質を含む汚染水が漏れる事故がありました。 

 在日中国大使館の報道官は8日、この事故について記者の質問に答えました。  

 報道官は「日本が福島の放射能汚染水を処理する過程で何度も事故を起こしたことは、東京電力の内部管理が混乱し無秩序であることを十分に暴露し、日本政府の監督措置のずさんさは、放射能汚染水処理装置に長期的な信頼性がないことを改めて証明し、国際社会による監督の必要性をいっそう浮き彫りにした。われわれは事故の影響を注視し、日本が速やかに関連情報を公開するよう希望する」と述べました。 

 報道官は「福島の放射能汚染水の海洋放出は、全人類の健康、全世界の海洋環境、国際的な公共利益に関わる。われわれは日本に対し、周辺の隣国と国際社会の懸念を直視し、誠実な態度で利害関係者と十分に協議し、利害関係者が十分かつ実質的に参加する効果的な国際モニタリングの仕組みの構築に全面的に協力し、科学的、安全、透明な方法で汚染水を処理するよう改めて厳粛に促す」と強調しました。(雲、柳川) 

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