北京
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中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の毎年恒例の旧正月年越し番組「春節聯歓晩会(春晩/春節の夕べ)」のPR映像が現地時間3日、太平洋の島国フィジーで行われた「ハッピー春節」イベントに初登場しました。フィジーで開催される「ハッピー春節」シリーズイベントは中国文化観光部、在フィジー中国大使館が共同で主催し、17日まで続きます。フィジーのラトゥ・ウィリアメ・カトニベレ大統領がイベントに出席し、CMGを通じて中国の人々に新春の祝福を送りました。
CMG「春晩」のPR映像がフィジーに登場
イベントであいさつするラトゥ・ウィリアメ・カトニベレ大統領
ラトゥ・ウィリアメ・カトニベレ大統領はあいさつの中で、「今回のイベントは中国人コミュニティの成果と貢献の表れであり、フィジーと中国の間の長年の友好関係を反映し、フィジー国民に中国文化を目にし、理解する機会を提供した」と特に強調しました。
イベントでは、北京から来た無形文化遺産の伝承者らがフィジーの人々にアクセサリー作りや窓に貼る切り紙「窓花」、たこ作りなど一連の中国伝統の技を披露しました。参加者は「フィジーでの新年の祝い方は中国と同じように、みんなで集まって、離れていた一家が一緒になって、たくさんの美味しい料理やお酒を楽しむ」と語りました。
中国の伝統的な書道を体験する地元の方
フィジーは太平洋諸島フォーラム常設機構の所在地であり、中華人民共和国と国交を樹立した最初の太平洋島しょ国でもあります。中国とは2018年に「一帯一路」共同建設協力了解覚書を調印しています。(藍、坂下)
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