米国が対中情報収集強化 中国は「従来どおりしっかり防止」=外交部

2024-02-02 19:46:22  CRI

 外交部の汪文斌報道官は2日の定例記者会見で、米国は中国関連情報の収集を拡大しているとする報道について、「米国の不法行為が思い通りにならないように、中国はこれまでと同様に防止対策を行っていく」と述べました。

 報道によると、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官はこのほど『フォーリン・アフェアーズ』誌に寄稿した文章で、「米国は中国に対する情報の収集、分析、行動に以前よりも多くの資源を投入している。CIAの対中活動予算は過去2年間で2倍以上に増え、中国語を話せる職員をさらに多く採用して訓練している。中南米やアフリカ、インド太平洋など世界各地での中国との競争を強化している」と紹介しました。

 記者会見で同件について質問された汪報道官は、「中国は平和発展の道を堅持している。中国の発展は世界の発展のチャンスであり、世界の平和の力の増長でもある。バーンズ長官は世界最大のスパイ組織の責任者として、表舞台に何度も出て、米国のスパイが至る所にいることを世界中に伝えてきた。彼の注意喚起に感謝する。中国は米国の不法行為が思い通りにならないように、これまで通りに防止対策をしっかりと行っていく」と述べました。(鵬、鈴木)

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