習主席とマクロン大統領 国交樹立60周年で祝電を交換

2024-01-27 17:52:15  CRI

 習近平国家主席は27日、中国とフランスの国交樹立60周年を迎えるに当たり、マクロン大統領と祝電を交わしました。

 習主席は、「60年前、中国とフランスは冷戦の“氷”を砕き、イデオロギーの“溝”を乗り越え、外交関係を樹立した。この歴史的な出来事が世界の構図を対話と協力という正しい方向へ向かわせたことは今なお重要な啓示的意義を持っている。今日の世界は再び重要な岐路に立たされている。中国とフランスは独立自主の大国、国連安全保障理事会の常任理事国として、国交樹立時の初心を忘れず、責任と使命を担い、平和、安全、繁栄、進歩に通じる人類発展の道を共に切り開くべきである」と述べました。

 習主席はその上で、「私は中仏関係の発展を非常に重視している。マクロン大統領と共に、国交樹立60周年を契機として、中仏の包括的戦略パートナーシップをより強固かつ活力に富んだものにし、両国および世界の人々の幸福増進のためにより大きな貢献をしていきたい」と強調しました。

 マクロン大統領は、「60年前の中国とフランスの国交樹立は先見性に富んだ歴史的な決定であった。今日の世界はこれまでになかった危機に直面している。フランスと中国、欧州と中国が手を携えて前進し、グローバルな課題に共に対応するための解決策を見出すことがいっそう重要である。2023年は仏中関係が全面的に活気を取り戻した年となったが、2024年は仏中協力がさらに進展する年となるだろう」との考えを示しました。(鵬、坂下)

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