北京
PM2.577
23/19
国防部報道局長でもある呉謙報道官は25日に開かれた国防部の定例記者会見で、「パレスチナとイスラエルの衝突発生以来、中国はパレスチナに食料や医療などの緊急援助を提供したことはあるが、紛争地域にいかなる武器や装備も提供したことはない」と強調しました。
イスラエル国防軍の調査によると、ハマスはガザ地区で突撃銃(自動小銃の一種)、擲弾発射機、ライフルスコープ、弾丸など、大量の中国製武器と装備を使用しており、イスラエル側は、これらの武器・装備がどのようなルートを通じて入手したものかなどについて調査していると報道されています。
呉報道官はこれについて、「中国は軍需品輸出については一貫して慎重かつ責任ある態度をとっており、軍需品輸出三原則、すなわち、受け入れ国の正当な自衛能力に資すること、関係地域及び世界の平和、安全および安定を害しないこと、受け入れ国の内政に干渉しないことを厳格に遵守している」と改めて強調しました。(ZHL、坂下)
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