外交部「自国の歴史に関わる内外の著名人への評価は客観的かつ公正であるべき」

2024-01-25 19:36:25  CRI

 外交部の汪文斌報道官は25日の定例記者会見で、「一国の政府が、自国の歴史に関わる内外の著名人を評価するに当たっては事実を尊重し、客観的かつ公正であるべきで、イデオロギー的要素を持ち込む必要はない。ましてや、国内の政治的争いによって他国との関係や民間の友好に影響を与えるべきでもない」と述べました。

 報道によると、韓国の光州市で毎年開催されている「鄭律成音楽フェスティバル」は今年は規模が大幅に縮小され、中止される恐れもあるとのことです。また、建設中の「鄭律成展示館」「鄭律成歴史公園」からは「鄭律成」の名前が削除され、鄭律成が通っていた小学校の大型壁画も撤去される可能性があるとのことです。

 汪報道官はこれに関する記者の質問に対し、「鄭律成先生は尊敬に値する著名な音楽家だ。朝鮮半島南部の光州に生まれ、早くから中国で抗日独立運動に加わり、その後、朝鮮と中国で活動し、生活するとともに中国籍を取得した。長年にわたって、鄭律成先生に関係する韓国の各地では自発的に鄭律成先生を記念する多くの施設をつくり、鄭律成先生と関係のある文化交流イベントを多数開催して、中韓友好の増進に積極的な役割を果たしてきた」と述べました。(Yan、坂下)

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