王毅外交部長 ジャマイカの外相と会談

　ジャマイカを訪問中の王毅外交部長は現地時間20日、同国の首都キングストンでジョンソン・スミス外相と会談しました。

　ジョンソン・スミス外相は、「中国の支援で建設された外務省ビルで中国の外交部長を接待することができて、とてもうれしく思う」と喜びを伝えました。また、「ジャマイカは最初に一つの中国の原則を支持した英語圏カリブ国家で、歴代政府も一貫してこの立場を固く守ってきた。これを誇りに思っている。引き続き揺るぎなく一つの中国の政策を遂行していく」とジャマイカ政府の姿勢を表明しました。さらに「今、ジャマイカは中国の国政運営の経験を参考にして、経済発展計画に力を入れ、貧困撲滅に全力を挙げている」と強調し、双方のインフラ整備や経済貿易、農業、教育、科学技術などの協力の拡大、強力な両国戦略パートナーシップの発展に期待しました。

　王毅部長は、「カリブ諸国でジャマイカは、新中国と国交を樹立した最初の国で、中国と戦略的パートナーシップを構築した最初の国でもある」と強調し、正しい決断を下し、対中友好を堅持し、核心的利益を守る中国を断固支持するジャマイカの姿勢を称賛する中国の立場を表明しました。また、「中国は引き続き、国の発展と振興を加速させるジャマイカの取り組みを支持していく」と述べました。さらに、「中国は永遠に正義、広範な発展途上国、特に中小国の側に立つ。カリブ諸国が自強や一体化建設の推進に向けての努力を支持していく」と語りました。（朱、野谷）