外交部 米国の中国の発展抑制の真の意図がさらに明らかに

2024-01-22 20:02:12  CRI

 外交部の汪文斌報道官は22日の定例記者会見で、「米議会の二つの委員会が安全保障上の脅威とリスクを理由に、スイスの科学技術会社ABBグループに米政府機関と協力しながら中国の国有企業との取引を説明するよう求めた書簡を送り、また、ABBグループが米国の港湾で上海振華重工のコンテナクレーンを使用する際に使われているソフトウェアと技術にも言及した。これについて中国側のコメントは」というロイター通信記者の質問に答えました。

 汪報道官は、「米国は、中国の情報技術設備に『バックドア』が残っていると非難した。また、中国製のクレーンが情報収集のための『トロイの木馬』だと言明した。さらに中国製の電気自動車のバッテリーが国の安全保障を脅かしていると誇張した。米国の一部の政治家が鼓吹する『中国の脅威』の泡がますます膨らむと同時に、彼らが国家安全保障の名の下に、中国の発展を抑制する真の意図もますます明らかになってきた。これらの米国政治家にとっては、米国の脅威でないのは中国が輸出するシャツや靴下だけで、中国の先進的なものは何であれ脅威であり、あらゆる措置を講じて圧力をかけ、押さえつけようとする。米国の政治家のしていることは完全に赤裸々ないじめだ」と指摘しました。

 汪報道官はまた、「米国の政治家は口ではルールを守ると言いながら、実際にやっているのはルールを無視し、ルールを破壊することだ。口では公平な競争を唱えながら、実際には手段を選ばずに競争相手を圧迫し、他国の正当な発展の権利を奪おうとする卑劣な行為は国際社会から非難され、反対されるべきだ」と強調しました。(藍、坂下)

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集