中国 コネクテッドカーの「カー・ロード・クラウド一体化」テストがスタートへ

2024-01-18 13:14:14  CRI

 工業情報化部が17日に発表した情報によると、工業情報化部と公安部など5部門は、このほど共同で通達を発表し、コネクテッドカーの「カー・ロード・クラウド一体化」の実用に向けたテストが間もなく始まるということです。これから、「同じ構造、統一された基準、相互に通じる機能」をベースとした、安全で信頼性の高い都市級実用テストプロジェクトを構築することになっています。

 全国では2023年末までに、17カ所の国家級コネクテッドカーテストモデルエリア、7カ所のコネクテッドカー先導エリア、16カ所のスマートシティとコネクテッドカー協同発展テスト都市が建設されると同時に、テストモデル道路が2万2000キロ以上開放され、テストモデルナンバープレートが5200枚以上発行され、道路テストの総走行距離は累計8800万キロに達したということです。

 工業情報化部の関係責任者は、「コネクテッドカーの『カー・ロード・クラウド一体化』発展の方向性確定は現在、業界の共通認識となっており、次の段階でコネクテッドカーの大規模化・産業化実用を推進する上でカギとなる。『カー・ロード・クラウド一体化』の実用テストを通じて、都市・道路インフラの建設を加速し、車載端末の搭載率向上を促進し、新技術・新業態・新モデルを積極的に模索する必要がある」と述べました。

 テストの内容には、スマート化道路インフラの建設、車載端末の搭載率向上、都市級サービス管理プラットフォームの構築、大規模化モデル実用の展開、高精度地図の安全実用の模索、基準およびテスト評価システムの整備、地域間身分相互認証システムの構築、道路交通安全保障能力の向上、新モデル・新業態の模索の九つが含まれています。(ミン・イヒョウ、野谷)

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集