女子大生 月経月3回の原因が脳に 中国

2024-01-18 11:15:25  CRI

 中国南部にある広東省広州市の大学2年生、薇さん(仮名)は、高校時代から月経が毎月3回あり、毎日の排尿回数は10~20回にも達していました。薇さんは月経不順の原因は勉強のストレスでエストロゲンの分泌が乱れていたからだとずっと思っていました。しかし1年前から、薇さんの目には影が現れ、左目の視力が低下し光を感じるだけになりました。このほど、家族に付き添われて薇さんは病院で全面的な検査を受けました。

入院治療後、薇さんの体の各指標が徐々に正常に回復

 医師の検査の結果、薇さんの脳にはウズラの卵ほどの直径3センチの下垂体腺腫があることが分かりました。医師によると、下垂体腺腫は人体の内分泌障害を招き、女性患者には月経の乱れ、不妊が見られ、重症者には視神経の圧迫、水頭症などが引き起こされ、命が脅かされる場合があるということです。

 手術治療を受けた後、薇さんの下垂体プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)は正常なレベルに下がり、視力の低下と頻尿の状況も改善され、体の各指標も徐々に正常に回復しました。

 医者は深刻な月経不順があった場合、早急に診療を受けるよう女性に呼び掛けています。(閣、野谷)

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