中国 造船業三大指標14年連続世界一

2024-01-16 16:32:23  CRI

 工業情報化部が15日発表した国内造船業に関する最新データによりますと、造船業三大指標(造船竣工量、新規受注量、手持ち受注量)は14年連続世界一で、グローバル市場シェアが初めてすべて50%を超えました。 

 データによりますと、2023年の中国の造船竣工量は前年比11.8%増の4232万載貨重量トン、新規受注量は同56.4%増の7120万戴貨重量トン、23年末時点の手持ち受注量は同32.0%増の1億3939万戴貨重量トンで、三大指標のグローバル市場シェアが初めてすべて50%を超えました。 

 中国の造船業は23年に全面的なブレークスルーを実現し、初めて造船業における全系統総組立建造能力が形成されました。これは中国がすべての種類の船を建造できることを意味します。世界の主要な18の船種のうち、中国は初めて14種で新規受注世界一を達成しました。中国のグリーンエネルギー動力船新規受注が初めてグローバル市場シェアの半分以上を占めました。 

 最新データによりますと、24年の中国造船企業の手持ち受注は3000隻近くに上り、輸出額は2500億元(約5兆円)を超え、主要指標は再び過去最高を更新する見通しです。(RYU、柳川) 

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