在日中国大使館 麻生太郎氏の妄言に反論

2024-01-15 12:00:53  CRI

 日本の元首相で自民党副総裁の麻生太郎氏は先日、米国で講演し、「台湾の武力統一は国際秩序を乱すだけで、許されない」と述べました。 

 これを受け、在日中国大使館の報道官は、「台湾問題の解決は完全に中国人自身のことであり、いかなる他人に受け入れてもらう必要もなく、いかなる外部勢力の干渉も許さない」と強く反論し、「平和統一、一国二制度」方針が両岸統一を実現する最良の方法だと述べました。その上で、「われわれは最大の誠意をもって、最大の努力を尽くし、平和統一の見通しを勝ち取ることを堅持している。同時に、外部勢力の干渉や、ごく少数の『台湾独立』分裂勢力とその分裂活動に対し、決して武力行使の放棄を約束せず、あらゆる必要な措置を講じるという選択肢を保留する」と中国政府の姿勢を示しました。 

 中国外交部の報道官は昨年8月9日、麻生氏が台湾を不正に訪問して妄言を発表したことについて、「日本の台湾に対する植民地支配は半世紀に及び、台湾人民の反抗を残酷に鎮圧し、書き尽くせないほど多くの罪を犯し、中国に対して深刻な歴史的罪を負っている。日本が最もすべきことは、わが身を見つめて反省し、言動を慎むことだ」と強調しました。さらに「中国はもう1895年に『馬関条約(下関条約)』に署名した際の清政府ではない。日本の一部政治家が台湾問題でとやかく言う資格や気力はどこから来ているのか」と訴えました。(朱、柳川)

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