中国 途上国との団結協力は誰かを引き入れ、誰かに対抗しようとすることではない

2024-01-11 19:39:20  CRI

 外交部の毛寧報道官は11日の定例記者会見で、「中国が発展途上国と団結し協力するのは、誰かを引き入れ、誰かに対抗しようというのではなく、共に世界平和を守り、世界の発展を促進し、国際秩序を守ろうとすることだ」と述べました。

 ブルームバーグ通信はこのほど、中国は過去1年間に17の国と地域との関係を強化したが、その多くが発展途上国だとして、中国は「グローバルサウス」の結束を模索しており、米国の外交戦略が主に豊かな国で構成される同盟に依存しているのに対し、中国はそれを逆手に取り、世界の人口の大多数を占める発展途上国を取り込もうとしていると報道しました。

 毛報道官はこれを受けて、「対外関係を発展させる上で、中国はいずれの国に対しても平等に接し、尊重している」と指摘した上で、「中国は国際システムの中では各国が自分の位置を有し、しかるべき役割を果たすべきであり、世界の運命は各国が共同で掌握すべきであり、世界の未来は皆が手を携えて創造しなければならないと考えている」と述べました。

 毛報道官は「発展途上国として、中国は当然『グローバルサウス』の一員であり、広範な発展途上国と終始運命を共にし、発展途上国の共通の利益を断固として守っていく」との立場を示しました。(ヒガシ、坂下)

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