アルゼンチン政府と台湾の接触は「事実に基づかない臆測だ」=外交部

2024-01-11 20:52:01  CRI

 外交部の毛寧報道官は11日の定例記者会見で、アルゼンチンと台湾との公式接触について答え、アルゼンチン側は中国にこの報道が事実ではないと明らかにしており、一つの中国の原則を堅持していくことを改めて表明したと述べました。

 一部の報道によると、アルゼンチンのモンディノ外相は先日、「台湾駐アルゼンチン商務文化弁事処」代表と会談しました。アルゼンチンの外相が一つの中国の原則と立場を脇に置いて台湾と「政府間」接触を行ったのはこれが初めてです。

 毛報道官はこれについて、「アルゼンチン側は既に率先して中国に、これが事実に基づかない臆測であると明らかにした上で、アルゼンチン新政権が中国との関係を非常に重視しており、引き続き一つの中国の原則を堅持していくと改めて表明した。また、アルゼンチン外務省も地元メディアに釈明した」と指摘しました。

 毛報道官は、「台湾は中国の一部であり、一つの中国の原則を堅持することは国際社会の普遍的な共通認識だ。中国とアルゼンチンが国交を樹立して以来50年余り、アルゼンチンの歴代政府は一つの中国の原則を厳守してきた。中国はアルゼンチンと共に、両国の政治的相互信頼を絶えず深め、中国とアルゼンチンの包括的戦略パートナーシップの安定した発展を推進していきたい」と強調しました。(ヒガシ、坂下)

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