習近平主席 モルディブ大統領と会談

2024-01-10 19:56:08  CRI

 習近平国家主席は北京市内の人民大会堂で10日午後、中国を公式訪問中のモルディブのムイズ大統領と会談しました。

 習主席は席上、「ムイズ大統領の新年早々の中国公式訪問を歓迎する。ムイズ大統領はこれまで何度も訪中し、中国とモルディブの友好促進に尽力し、中国とモルディブの『一帯一路』共同建設の協力を大いに推進した。ムイズ大統領はわれわれの古い友人だ。ムイズ大統領は私が今年お迎えした最初の外国の指導者だ。そして、今回の訪中はムイズ大統領の大統領就任後初の外国への公式訪問だ。このことは両国が2国間関係の発展を重視していることを十分に表している」と述べました。

 習主席は、「中国とモルディブは伝統的に友好的な近隣国だ。すでに600年以上前の中国の明の時代に、航海家の鄭和がモルディブを訪れた。両国の人々は歴史的な海のシルクロードを通じて友好的なつながりを築いた。中国とモルディブは国交を樹立してから52年間、一貫して互いに尊重し、支持し合い、大小が異なる国が平等に接し、見守り助け合い、互恵とウィンウィンの模範を打ち立ててきた。2014年に私がモルディブを公式訪問した際、双方は中国とモルディブの未来志向の全面的な友好協力パートナーシップを構築することで一致した。この10年間、両国関係は深く発展し、両国の『一帯一路』共同建設と各分野の交流と協力は豊かな成果を収めた」と述べました。

 習主席はさらに、「新たな情勢下にあって、両国関係は過去を受け継いで未来を切り開く歴史の契機に直面している。私はムイズ大統領と共に、両国関係の発展のために新たな計画と新たなビジョンを策定し、中国とモルディブの関係を新たな段階に推し進めたい」との考えを示しました。(RYU、鈴木)

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