中米国防当局の第17回実務会合開催

2024-01-10 14:36:45  CRI

 8日から9日にかけて、中米国防当局の第17回活動会合が米ワシントンでおこなわれ、中国中央軍事委員会国際軍事協力弁公室リーダーと米国防次官補代行が共同で主宰しました。

 中国側は、平等と尊重を基礎に、米国と健全で安定した両軍関係を発展させ、両国元首のサンフランシスコ会談における軍隊関連の重要な共通認識を共に着実に実行に移していきたいとしたうえで、米国は中国の懸念を直視し、両軍関係の発展に有利なことを多くすべきだとの考えを示しました。

 中国側は、台湾問題では決して少しも妥協して譲歩することはないと強調し、米国に一つの中国の原則を厳守し、関連の約束を着実に実行に移し、台湾への武器提供をやめ、台湾の「独立」に反対するよう求めました。中国側は、米側に南海での軍事配備と挑発行動を減らし、個別の国の侵害挑発に対する支援をやめるよう促すとともに、米国は海空の安全問題の根源を十分に認識し、一線部隊を厳しく制約し、騒ぎ立てるのをやめるべきだとしました。中国側はまた、中国の核心的利益に関わる問題と世界的に注目される問題について厳正な立場と大きな懸念を明らかにしました。(ヒガシ、野谷)

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