世界初のアクティブレーザーレーダー搭載CO2探査衛星が軌道上試験を完了

2024-01-09 15:16:06  CRI

 中国が独自で開発した大気環境モニタリング衛星がこのほど、軌道上での試験を順調に終えました。この衛星は中国の大気汚染防止、カーボンニュートラルとカーボンピークアウトの目標にリモートセンシングデータによる支援を提供することができます。

 この衛星は世界初のアクティブレーザーレーダーを搭載してCO2の探査を行う衛星で、2022年4月16日に打ち上げられました。衛星はアクティブレーザー、ハイパースペクトル、マルチスペクトル、高精度偏光方式などの多様な手段を駆使して、大気中の微小粒子状物質、汚染ガス、温室効果ガス、雲とエーロゾル及び地表や水域などの環境要素に対して広範囲、連続、動態的かつ24時間を通しての総合モニタリングを行うことができます。軌道試験の結果、衛星は良好な状態にあり、各システムの機能は正常で、衛星と地球の総合指標は開発の要件を満たし、業界の中核業務に応用できる能力を備えているということです。(閣、坂下)

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