国家安全部門 英対外情報部「MI6」によるスパイ犯行を摘発

2024-01-08 13:25:21  CRI

 中国国家安全部は中国のSNSの微信(ウィーチャット/Wechat)の公式アカウントを通じて、国家安全機関はこのほど、英国対外情報部の「MI6」による、第三国の人物を利用した中国に対するスパイ犯行を摘発したと発表しました。

 発表によれば、MI6は2015年、外国籍の海外のコンサルティング機構の責任者である黄容疑者を利用して、いわゆる「情報協力関係」を構築しました。黄容疑者はその後、MI6の指示により、中国に繰り返し入国し、公の身分を利用して英国側のために中国関連の秘密情報を収集し、さらにMI6のためにエージェントを物色しました。MI6はまた、英国国内などで黄容疑者に諜報関連の専門的な訓練を施し、スパイ専用の機器を持たせて情報提供に使わせました。

 国家安全機関は綿密な調査を経て、黄容疑者のスパイ犯行の確証を得た上で、黄容疑者に対する刑事強制措置を執行しました。捜査により、黄容疑者は英国側に機密級国家秘密9件、秘密級国家秘密5件、一般秘密情報3件を提供したことが確認されました。

 国家安全機関は捜査期間を通じて、適時に関連情報を通報したり領事との会見を手配したりして、黄容疑者の合法的権益を十分に確保しました。(Lin、鈴木)

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