モルディブ大統領が中国を公式訪問へ　外交部は関連状況を紹介

　モルディブのモハメド・ムイズ大統領は習近平国家主席の招きに応じて、8日から12日にかけて中国を公式訪問します。外交部の汪文斌報道官が5日の定例記者会見で、関連状況を紹介しました。

　汪報道官によりますと、今回の訪問はムイズ大統領の就任後初の外国への公式訪問であり、習主席はムイズ大統領のために歓迎式典と歓迎レセプションを行うほか、両首脳は正式に会談し、一連の協力文書の調印式にも立ち会います。また、李強総理、趙楽際委員長がそれぞれムイズ大統領と会談する予定です。

　汪報道官は、「中国とモルディブには悠久な友好交流の歴史があり、両国は国交樹立以来52年間、終始互いに尊重し合い、支持し合い、国の大小を問わず、対等に付き合い、互恵ウィンウィンのモデルとなってきた。習主席は2014年にモルディブを公式訪問し、双方は未来志向の全面的友好協力パートナーシップを樹立した。この10年、両国関係は幅広い分野で進展し、『一帯一路』の共同建設をはじめとする様々な分野で豊かな協力成果を収め、伝統的な友情は絶えず深まっている」と述べた上で、「現在、両国関係は歴史的な新たなスタート地点に立っており、今回の訪問を通じて、両首脳が両国関係発展の戦略的な計画を立てて両国関係のステップアップを促していくと確信している」との期待を寄せました。（Lin、坂下）