中国共産党中央外事活動会議から読み解く中国外交の今後の動向

2023-12-29 16:05:00  CRI

 北京市内で27日から28日まで開かれた中国共産党中央外事活動会議では、習近平総書記が過去10年間の中国の特色ある大国外交の成果と経験を総括し、当面および今後の中国の対外活動について全面的な手配を行いました。

中国共産党中央外事活動会議に出席して重要演説を行う習近平総書記

 習近平外交思想は、中国の特色ある大国外交を推進するための根本的な準拠を提供するものです。今回の外事活動会議では、人類運命共同体の構築は習近平外交思想の核心理念であり、新時代の中国の特色ある大国外交が追求する崇高な目標だと指摘されました。

国連から「平和名誉勲章」が授与された中国の将兵

 「平等で秩序ある世界の多極化」と「包摂的な経済のグローバル化」の二大主張は、習近平外交思想の実践を凝縮した写し絵であり、中国が一貫して実践してきた世界との付き合い方でもあります。大国であれ小国であれ、先進国であれ発展途上国であれ、いずれも人類社会の大家族の構成員であり、利益が溶け合い、安楽も危機も共にする運命共同体の一員です。世界規模の試練が連続している現状において、このような鮮明な態度表明は全人類の発展と運命の前途に責任を負う大国の態度を体現するものです。(非、鈴木)

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