国防部　中米両軍のオンライン通話の成果を前向きに評価

　国防部が28日午後に定例記者会見を行い、呉謙報道官は記者の質問に答えた際、中米両軍が最近行ったオンライン通話で「積極的で建設的な成果を得た」と述べました。

　呉報道官は席上、「中米両国の首脳が先月、サンフランシスコで会談した際、平等と尊重を基礎とした両軍のハイレベルな交流、中米国防当局の実務者協議、中米海上軍事安全協議メカニズム会議の再開および両軍の戦区指導者による電話会談の実施で一致した」と述べました。その上で、「中央軍事委員会委員・中央軍事委員会連合参謀部の劉振立参謀長と米統合参謀本部のブラウン議長が21日夜、オンライン通話を行い、両国元首のサンフランシスコ会談における軍に関する重要な共通認識と共通の関心事項について率直で突っ込んだ意見交換を行い、積極的で建設的な成果を収めた」と明らかにしました。呉報道官はまた、「次のステップとして、米国と中国が歩み寄り、平等と尊重を基礎とした両軍関係の健全で安定した前進を推し進めることを希望する。具体的な交流プロジェクトについては両国の防衛当局が意思疎通と調整を続けており、情報は適宜発表する」と述べました。（Yan、坂下）