「一帯一路」10周年、歴史的成果を収めた=外交部

2023-12-27 19:02:40  CRI

 外交部の毛寧報道官は27日の定例記者会見で「一帯一路」イニシアチブについて改めて紹介しました。

 毛報道官はまず、「『一帯一路』イニシアチブは習近平国家主席が世界の大勢を深く把握し、人類の前途と運命に着目して打ち出した重大な国際協力の提唱だ。『一帯一路』共同建設はこの10年間で歴史的な成果を収め、最も人気のある国際的な公共財になり、最大規模の国際協力プラットフォームになった」と説明しました。

 毛報道官はさらに、今年は「一帯一路」における経済貿易投資協力は着実に進んだことで、1月-11月期には中国の「一帯一路」共同建設国に対する貿易総額は前年同期比2.6%増の17兆6500億元(約353兆円)に達し、非金融類の直接投資は同26.8%増の2011億元(約4兆100億円)、工事請負の売上高は同8.5%増の7848億元(約15兆7000億円)だったと紹介しました。

 毛報道官はまた、「10月に行われた第3回『一帯一路』国際協力サミットフォーラムは『一帯一路』イニシアチブ提起10周年を記念する最も盛大なイベントであり、『一帯一路』共同建設が質の高い発展の新たな段階に入ったことを示した。習近平国家主席はこのサミットで10年間の成果を振り返り、成功の経験を総括し、質の高い『一帯一路』共同建設を支持する中国の8項目の行動を発表し、新たな方向性を明確にし、新たなビジョンを切り開き、新たな力を注入した。われわれは10周年を新たな出発点として、各方面と共に『一帯一路』共同建設の質の高い発展を推進し、人類運命共同体の構築のために新たな強大な力を注ぎ込むことを期待している」と述べました。(ミン・イヒョウ、鈴木)

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