習総書記「毛沢東同志が切り開いた事業を前進させる」

　中国共産党中央委員会は26日午前、北京の人民大会堂で、毛沢東同志生誕130周年を記念する座談会を開きました。習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席が演説し、「毛沢東思想はわが党の貴重な精神的財産であり、長期にわたってわれわれの行動を指導していく。毛沢東同志に対する最も良い記念は、彼が切り開いた事業を引き続き前進させることである」と述べました。

　習総書記はまた、「中国式現代化によって強国建設と民族復興の偉業を全面的に推進することは新時代の新たな道のりにおける全党、全国各民族人民の中心的な任務である。これは毛沢東同志をはじめとする過去の革命家たちの未完の事業であり、現在の中国共産党員にとって歴史的な責任である」とした上で、「中国式現代化は中国共産党が指導する社会主義現代化である。中国式現代化を推進するためには、中華民族の一人一人が心を一つにして協力しなければならない。中国式現代化は平和的発展の道を歩む現代化であり、中国人民に幸福をもたらすだけでなく、世界各国の現代化も促進するものである」との考えを示しました。

　さらに、習総書記は、「改革開放は今の中国が急ピッチで時代に追いつくための重要な決め手であり、中国式現代化の成否を決める重要な方策である。中国式現代化を推進するには、改革開放をさらに全面的に深化させなければならない」と強調しました。（鵬、坂下）