「甘粛省積石山M6.2地震」 社会からの寄付金と中央の拠出金合計が18億元超

　甘粛省応急庁の韓樹君報道官は25日に開かれた「甘粛省臨夏回族自治州積石山県マグニチュード6.2地震」に関する4回目の記者会見で、「積石山地震の発生後、各界が積極的に義援金と物資を寄せ、被災地を支援してくれた。大まかな統計によると、24日現在、社会各界からの寄付金と中央省庁からの拠出金は合計18億5931万6800元（約371億円）で、そのうち社会からの寄付金は11億6593万3400元（約233億円）、中央省庁からの拠出金は6億9338万3400元（約138億円）だ」と発表しました。

　韓報道官によりますと、今回の地震は寒さの厳しい冬に発生し、被災地は標高が高く、気温が低いことから、甘粛省は一貫して救援物資の調達と輸送および被災者の避難と救援を災害救援活動の最優先事項としています。24日現在、中央省庁と甘粛省が調達し輸送した物資13万9800点、社会と個人からの寄贈物資350万1700点が被災地に届いているとのことです。（任春生、坂下）