中国の若者の3大不良生活習慣は「座りっぱなし」「徹夜」「運動不足」

2023-12-22 14:32:57  CRI

 中国青年報の社会調査センターがこのほど、青年1333人を対象に行った調査で、「座りっぱなし」「徹夜」「運動不足」が中国の若者の間で普遍的に存在する3大不良生活習慣だということが分かりました。

 20代後半の張さんはある三線都市(経済規模が比較的大きい地方の中小都市)の会社員です。張さんは「仕事のストレスが大きく、長いことよく寝ていない」とし、「眠気を覚ますために、毎朝コーヒーを飲んで、無理やり元気モードをオンにしている。悪循環に陥っている気がする」と話しました。

 「夜更かしが多い、おやつが好き、フードデリバリーが好き、運動が嫌い…」。大学生の男性、周さんは記者に自分の不健康な生活習慣を挙げました。周さんは「生活がちょっと適当。睡眠は毎日ばらばらで、早く寝る日もあるし、遅くなる日もある。夜更かしすることが多い。食事の時間も不規則。辛いものが好きで、慢性胃炎を患っている」と話しました。

 北京で働く30代の朱さんは、「毎日パソコンに向かって座っているからおなかに肉がついた。あまり運動しないので、食べたご飯はすべて体の脂肪になっている」と話しました。ここ数年、太った上に視力も落ち、頸椎の具合も良くないといいます。もともと背が高く、体つきも良いため、ダンスを習っているとよく誤解されていましたが、今ではそんなことを言う人はいません。朱さんは「まだ独身なので困っている」ときまりが悪そうに話しました。

 調査では、若者の生活における健康に良くない行為トップ3は「座りっぱなし」(56.9%)、「よく徹夜する」(54.1%)、「運動不足」(53.9%)でした。他には、「電子製品の使用時間が長い」(41.8%)、「仕事や学習と休みの時間が不規則」(36.3%)、「出前が多い」(35.5%)、「ストレス」(30.9%)、「食事が不合理(不規則/不均衡/不健康)」(29.7%)、「社交が嫌い」、「家にこもる」(23.3%)などがありました。(藍、藤井)

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