中国 オープンソースソフトウエア開発者数800万人突破 世界2位

2023-12-21 12:05:16  CRI

GitHubの2022年版報告

 中国初のオープンソース財団「開放原子開源基金会(オープンアトム・ファンデーション)」の馮冠霖秘書長は、中国東部の江蘇省無錫市でこのほど開催された開放原子開発者会議で、「現在、開発者の97%と企業の99%がオープンソースソフトウエアを運用しており、中国のオープンソースソフトウエア開発者数は世界2位だ」と述べました。

 オープンソースソフトウエアは分散型手段で開発されたソフトウエアで、公開、使用・修正・配信可能という特徴があります。オープンソースはソフトウエア産業から生まれた新しい協調モデルとして、世界の情報技術産業の発展を駆動する重要な力になりつつあります。

 中国のオープンソースソフトウエア開発者は主にインターネット、ITサービス、ソフトウエア開発などの業界に集中しています。オープンソースソフトウエア開発者数が増えるにつれ、オープンソース業界への貢献も際立ってきています。

 米サンフランシスコに本部を置くソフトウエア開発プラットフォーム「GitHub」の2022年版報告によると、中国の開発者が貢献したウエアハウス数は1000万を超え、世界の15%以上を占めているとのことです。また、中国が開発したプラットフォーム「Gitee」では現在、中国の開発者が貢献したウエアハウス数は5000万を超え、世界の半分以上を占めています。オープンソースのソフトウエアプロジェクトを支援する団体「Apacheソフトウエア財団」では、中国の開発者が貢献したプロジェクト数が100件を超え、世界の10%以上を占めているということです。(RYU、柳川)

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