習主席 ロシアのミシュスチン首相と会談

2023-12-20 14:40:01  CRI

 習近平国家主席は20日、第28回中ロ首相定期会合のため訪中したロシアのミハイル・ミシュスチン首相と、北京の人民大会堂で会談しました。

 習主席は「今年、私はプーチン大統領と2回会談した。両国の政府、立法機関、政党、地方は緊密な交流を展開し、各分野の実務協力は健全かつ安定的に発展している。今年1~11月に中ロ両国は私とプーチン大統領が共同で制定した年間貿易額2000億ドルの目標を前倒しで達成し、両国の互恵協力の強靭性と広大な将来性を示した。中ロ関係をしっかり守り、発展させることは、双方が両国人民の根本的利益に基づいて行った戦略的選択だ。中国はロシア国民が自主的に選んだ発展の道を歩むことを支持する。中国はロシアと、来年の中ロ国交樹立75周年を新たな出発点として、両国のハイレベルな政治関係の積極的効果を絶えず拡大させ、各自の経済・社会の発展を全面的に推進し、民族復興実現の過程において引き続き、手を携えて前進することを望んでいる」と述べました。

 ミシュスチン首相は「今年、プーチン大統領と習近平主席による2回の会談が成功したことは、全面的戦略協力パートナーシップの深化に尽力するロシアと中国双方の確固たる意思を表しており、ロシアは中国と、両国首脳が達成した各種の重要な共通認識を真剣に実行に移したいと考えている。昨日、双方は第28回ロ中首相定期会合を成功裏に開催した。ロシアは両国の実務協力が着実に成長していることに満足しており、中国とさらに潜在力を掘り起こし、経済・貿易、エネルギー、相互接続などの分野で協力を広げ、文化年を成就させ、両国国民の代々の友好を強固にしていきたい」と述べました。 

 ミシュスチン首相はまた、甘粛省で発生した地震についてロシア政府と国民からの見舞いを伝え、「ロシアは中国の必要に応じて支援を提供したい」と表明しました。(ミン・イヒョウ、柳川) 

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