習主席が中央農村活動会議で重要指示

2023-12-20 20:55:41  CRI

 中央農村活動会議が19日から20日にかけて北京市内で開催されました。会議では当面の「三農」活動(農業、農村、農民に関する活動)が直面する情勢と課題を分析し、2024年の「三農」活動を手配しました。

 習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は会議上、「三農」活動についての重要な指示を表明しました。習主席は、「われわれは2023年、比較的深刻な自然災害など複数の度重なった不利な影響を克服し、食糧生産量は改めて過去最高を更新した。農民の収入は比較的急速に増加し、農村社会は調和がとれ安定している。食糧安全保障に関する党と政府の責任を全面的に果たし、農地面積の安定と単位面積当たりの収穫量の増加という2つの手段で力を発揮することを堅持せねばならない。大きな農業観、大きな食物観を確立し、農業、林業、牧畜業、漁業を並行して推進し、多元的な食物供給体系を構築せねばならない。耕地という命綱を守り、不法占拠や耕地破壊の違法行為を断固として取り締まり、高基準の農地建設への投入と管理・保護に力を入れ、耕地の量の保障と質の向上を確保せねばならない。科学技術と改革の二輪駆動を強化して、中核的技術の飛躍に力を入れ、『三農』活動の体制や仕組みを改革・整備し、農業現代化のための動力と活力を増強する必要がある。災害後の復旧と復興に力を入れ、農業の防災・減災・救援能力を全面的に向上させねばならない。大規模な貧困への逆戻りが起こらないように確保し、再び貧困に陥ることを防止するための監視に力を入れ、支援措置を実行に移し、内生的動力を強化し、貧困脱却堅塁攻略の成果の強化と拡張を継続せねばならない。農村産業の発展レベル、農村建設レベル、農村整備レベルを引き上げ、農民の増収措置を強化し、農村の全面的な振興が実質的な進展と段階的な成果を得られるよう推進していかねばならない」と論じました。(RYU、鈴木)

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