習主席 李家超香港特別行政区行政長官から報告を聴取

　習近平国家主席は中南海で18日午後、香港特別行政区の李家超行政長官と会見し、香港の現状と特別行政区政府の活動状況についての報告を聴取しました。

　習主席は、「李家超行政長官はこの1年間、特別行政区政府を率いて大胆に責任を担い、よいことをしてよい結果をもたらし、国家の安全を揺るぎなく守り、香港区議会制度を再構築し、区議会の交代選挙を順調に完了するとともに、香港が感染症から脱却し、全体的な回復を迎えるよう推し進め、香港の独特な地位と強みを維持し、発展の動力をたえず強化し、民衆が迅速な解決を望む問題の解決に努めた」と述べました。

　習主席は、「新時代の新たな道のりにおいて、われわれは中国式現代化によって強国建設と民族復興の偉業を全面的に進めている。中央は全面的で正しく、かつ確固不動で『一国二制度』の方針を貫く。『愛国者による香港管理』の原則を全面的に現実のものにして、行政長官と特別行政区政府が団結して社会各界を率いて、国の発展がもたらす歴史的チャンスをつかみ、香港の国際金融センター、水上輸送センター、貿易センターの地位を強固に向上させ、香港のより良い発展の実現の推進を全力で支持する。『一国二制度』の生命力と強みは必ずや、たえず顕在化していく。われわれは香港の明るい見通しに自信がある」と表明しました。（ヒガシ、鈴木）