王毅政治局委員 駐中国カンボジア大使、駐中国ASEAN各国使節とそれぞれ会談

　王毅中国共産党中央政治局委員・外交部長は15日、北京で、まもなく退任する駐中国のカンボジア大使兼駐中国使節団長のシソダ氏と会談しました。

　王委員は、シソダ氏が駐中国大使として、17年間にわたって中国とカンボジアの友好関係の発展、カンボジア王室と中国指導者の友情の促進、駐中国使節団と中国の交流・協力強化に積極的な貢献をしたことを高く評価し、「大使閣下が新たなポストで引き続き、中国とカンボジアの友好事業に新たな貢献を続けることを望む」と期待を示しました。

　シソダ氏は、中国からの職務遂行に対する強力な支援に謝意を示し、「今後も両国の友好協力を促進するために引き続き貢献していく」と表明しました。

　同日、王委員は北京で駐中国東南アジア諸国連合（ASEAN）10カ国の使節とも会談し、「中国はASEANの最大の隣国として、引き続き「親・誠・恵・容」（周辺国と親しく付き合い、誠　意を尽くし、互恵原則に基づき、広く包容する）という周辺外交理念を貫いていく。またASEANの信頼に値し、頼りになる長期的な全面的戦略パートナーとして、共にアジアの現代化プロセスを推進していく」と表明しました。

　駐中国ASEAN使節は、ASEAN諸国の発展に対する中国の貴重な支援に謝意を示した上で、「中国と連携して『一帯一路』共同建設をさらに推進し、より明るく持続可能な双方関係の未来を築いていきたい」との意思を示しました。（朱、MI）