香港特区の法治に対する干渉に外交部が強い不満

2023-12-15 19:40:06  CRI

 香港警察は14日、海外に逃走中の「反中乱港(中国に反対し香港を乱す)」勢力の5人を改めて指名手配し、5人の情報提供には懸賞金を提供すると発表しました。米国と英国の政府関係者は同件について、根も葉もない発言をして騒ぎ立てています。中国外交部の毛寧報道官は15日の定例記者会見で、「香港の警察当局のやり方は必要かつ正当」と述べました。

 毛報道官は、「われわれは一部の国が香港国家安全維持法を公然と中傷し、特別行政区の法治に干渉することに強い不満と断固たる反対を表明する。逃走中の『反中乱港』勢力5人には国家の安全を脅かした容疑があるため、香港の警察当局が法に基づいて指名手配することは必要かつ正当であり、国際法と国際的な慣習に合致している。米国や英国、その他の国も、国家の安全を維持する法律は域外にも適用している。指名手配された5人は民主と人権を口実に国家の安全を脅かし、香港の正常な秩序を乱した。米英両国はこれら勢力の旗振り役をしていることで、香港を乱そうという陰険な下心を持つことが露呈した」と説明しました。

 また、毛報道官は、「香港は中国の香港であり、香港の問題は中国の内政だ。いかなる外部勢力の干渉も許さない。中国の国家の主権、安全、発展の利益を守る決意は不変だ。関連諸国は中国の主権と香港の法治を尊重し、中国の内政干渉をやめるべきだ」と強調しました。(殷、鈴木)

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