日本でまた深刻な放射線汚染問題 放射能汚染水の適切な処理が極めて重要と改めて証明された=外交部

2023-12-13 19:31:40  CRI

 中国外交部の毛寧報道官は13日の定例記者会見で、記者から「日本の東京電力は11日、福島第一原子力発電所2号機で廃棄物廃炉作業を行う職員が放射性物質に汚染され、内部被ばくにより放射線が人体の臓器に直接作用する可能性があることを確認したと発表した。中国側はこれについてどのように論評するか」としました。

 毛報道官は、「日本の福島第一原子力発電所の廃炉に伴う放射能汚染水の処理過程で、作業員が放射能汚染水の飛散や放射線汚染などの事故に相次いで見舞われたことは、問題の深刻さを十分に示したと同時に、放射能汚染水の適切な処理が極めて重要であることを改めて証明したものだ」と述べました。

 毛報道官はまた、「日本の放射能汚染水海洋放出計画は30年、あるいはそれ以上続き、隠れた危険性が非常に大きい」と指摘した上で、「中国は日本側に対し、すべての利害関係者の懸念を重視し、各関係者が実質的に参加する長期的かつ有効な国際監視の構築に全面的に協力し、海洋放出が海洋環境と人類の健康に長期的な危害をもたらすことを確実に防止するよう促している」と述べました。(hj、鈴木)

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