国連総会がガザ地区の停戦を要求する決議採択 中国は完全支持

2023-12-13 18:53:19  CRI

 外交部の毛寧報道官は13日の定例記者会見で、国連総会が12日、賛成153票、棄権23票、反対10票でガザ地区での人道的な停戦を求める決議を採択したことに関連する記者からの質問に答えて、この決議を完全に支持する中国の立場を説明しました。

 毛報道官はまた、「国連はパレスチナ問題に関して緊急特別会議を開き、アラブ諸国が提出した、ガザ地区で人道的な停戦を直ちに実現させ、民間人保護などの国際法や国際人道法の義務を順守することを求める決議を採択した。イスラエルとパレスチナの衝突が発生してから国連が開かれた緊急特別会議で2回目の、多くの賛成票で採択された決議だ。国際社会が停戦を求める強い声を反映したものであり、戦争と平和という重大な問題における人心の方向性をも反映している」と述べました。

 毛報道官はさらに、「中国はこの決議を完全に支持し、提出に参画した上で賛成票を投じた。中国は引き続き関係各側と共に努力し、最終的に『二国家解決』によってパレスチナとイスラエルの恒久平和を実現するために積極的かつ建設的な役割を果たしていく」と述べました。(藍、鈴木)

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