中国共産党中央政治局会議　2024年経済活動や紀律検査活動について討議

　中国共産党中央政治局は8日、会議を開き、2024年の経済活動を分析・検討し、中国共産党中央紀律検査委員会国家監察委員会からの活動報告を聴取しました。また、2024年の清廉政治と腐敗取締り活動について検討し取り決め、「中国共産党紀律処分条例」を審議しました。習近平中国共産党中央委員会総書記が会議を主宰しました。

　会議では2024年の経済活動について、安定しながら成長を図るという全体的な基調を堅持し、新たな発展理念を完全・正確・全面的に貫き、新たな発展の枠組み構築に拍車をかけ、質の高い発展の促進に力を入れ、改革開放を全面的に深化させながら、高いレベルでの科学技術の自立と自強を推進していくことが強調されました。

　会議はまた、紀律検査・監察機関は引き続き作風の整理整頓や腐敗取締りを深化させていくことを強調した上で、政治的監督を強化し、腐敗取締りに持続的に取り組み、業界・組織的・地域的な腐敗問題を対象に専門的な整理整頓と管理監察を行い、新時代における清廉文化の建設に力を入れ、監督検査を強化しながら、厳格に紀律を執行するよう指示しました。

　これに先立ち、習総書記は中央政治局常務委員会会議を主宰し、中央紀律検査委員会国家監察委員会から2023年の活動報告と、第20期中央紀律検査委員会第3回全体会議の準備状況についての報告を聴取しました。

　会議では、第20期中央紀律検査委員会第3回全体会議を来年1月8～10日に開催することに同意しました。（Lin、坂下）