外交部 関係国の宇宙空間での軍備抑制法律文書交渉に対する支持と建設的な参与を希望

2023-12-06 21:17:47  CRI

 報道によると、第78回国連総会は、中国とロシアが共同で提出した「宇宙空間における武器の先制配備禁止」決議案を高い得票で採択し、宇宙空間における軍拡競争を防ぐという目標を再確認して、中ロ両国が提出した宇宙空間における兵器配置防止条約案(PPWT)を基礎に国際法文書の交渉を開始するよう各国に呼びかけました。

 外交部の汪文斌報道官は6日の定例記者会見で、「宇宙空間の安全と平和を守り、宇宙空間における軍拡競争を防止することは、長年にわたる国際社会の共通の声だ。中ロなどの国々は長年にわたって国連総会に『宇宙空間における武器の先制配備禁止』決議を提出し、各国が宇宙空間における軍拡競争を防止するための確実な措置を講じ、関連する国際法文書の交渉を早急に開始するよう促しており、いずれも高い得票で採択されている。これは宇宙空間における軍備抑制の国際法文書交渉と、宇宙空間における武器配備の禁止を支持する国際社会の確固たる態度を示している」と語りました。

 汪報道官はまた、「遺憾なことに、一部の国は自国の宇宙軍事力の発展が制約を受けることを嫌い、技術的理由を挙げて法律文書交渉の根本的な道筋を長年否定しており、宇宙空間における軍拡競争防止の基本的共通認識にすら疑問を呈している。中国は関係国が政治的意思を示し、誤ったやり方を正し、宇宙空間における軍備抑制の国際法文書交渉を支持し、建設的に参与し、国際法に基づく国際秩序を擁護するよう希望する」と指摘しました。(張、坂下)

ラジオ番組
KANKAN特集