資生堂中国地域CEO梅津氏　中国市場が生み出す革新が世界により多くのチャンスをもたらす

△CMG記者の取材に応じる資生堂中国地域CEOの梅津利信氏（左）

　「百年に一度の変局下の中国の新たな取り組み――利益の合流点を拡大 運命共同体を構築」をテーマとする2023年の「中国を理解する」国際会議が2日から3日にかけて、広州で開催されました。資生堂中国地域CEOの梅津利信氏は会議への参加期間中、中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）傘下、CGTNアジア・アフリカセンターの取材に応じ、「中国の質の高い発展は世界経済発展の新たなチャンスだ。資生堂は外資企業として、改革開放の中で利益を得続けている」と述べました。

　梅津氏は、中国と中国市場をよりよく理解しようとするなら、中国が質の高い発展を堅持することの意義を深く理解することが非常に重要であり、中国の市場開放が新たな段階に入るにつれ、中国経済の開放モデルは世界に新たな機会を提供し、より多くの人が経済発展のボーナスを享受でき、人類全体の幸福に貢献できるようになるとの見方を示しました。

　梅津氏はまた、「資生堂は外資企業として42年間、中国で深く関わりながら発展してきた。改革開放に伴って自らの成長を実現した外資企業であり、改革開放が世界経済に利益をもたらした実例だ」と語りました。

　さらに、梅津氏は「中国市場は引き続き成長し、それによってより多くの革新的な実践を促すだろう。中国は世界第2位の市場であり、中国市場で生み出される革新は必ず世界市場に影響を与える。これは中国に経済成長をもたらすだけでなく、世界に新たなチャンスをもたらすだろう」と述べました。（帥、坂下）