王毅外交部長 メキシコのバルセナ外相と会談

2023-12-05 21:28:49  CRI

 中国共産党中央政治局委員でもある王毅外交部長は5日、北京で中国を訪問中のメキシコのバルセナ外相と会談を行いました。

 王外交部長は、「習近平主席とロペス大統領は先ごろサンフランシスコで重要な会談を行い、両国関係の発展に重要な戦略的指針を示し、2国間協力の青写真を描いた」と述べました。

 王外交部長はまた、「中国とメキシコの協力は大きな潜在力と発展の余地がある。双方は貿易や人的・文化交流などさまざまな分野での交流と協力を全面的に推し進めるべきだ。『一帯一路』は既に最も歓迎される国際的公共財かつ最大規模の国際協力プラットフォームとなっており、メキシコが柔軟な方法で積極的に参加することを歓迎する。双方は質の高い『一帯一路』共同建設とメキシコの発展戦略のマッチングを推進し、メキシコの発展に新たな原動力を注ぐことができる」と述べた上で、中国とメキシコはどちらも発展途上の大国であり、多国間協力を強化し、発展途上国の共通の利益を守り、手を携えて世界的な課題に対応していく必要があるとの見解を示しました。

 バルセナ外相は、メキシコは対中関係の発展を非常に重視しているとし、「中国側と共に、両国首脳がサンフランシスコで達した重要な合意事項を実行に移して、両国関係のさらなる発展を推進していきたいと示すとともに、より多くの中国企業のメキシコへの投資・事業展開を歓迎し、各レベルの往来と人的交流を緊密にし、経済・貿易や麻薬取締などの分野での協力を強化したいとの期待を示しました。(ZHL、坂下)

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