習主席 ベラルーシのルカシェンコ大統領と会談

　習近平国家主席は4日、北京の釣魚台国賓館でベラルーシのルカシェンコ大統領と会談しました。 

　習主席は「この1年間で両国の政治的相互信頼は一層強固になり、国際協力もより緊密になった。中国は一貫して戦略的高度と長期的角度から中国とベラルーシの関係を見ており、ベラルーシが自国の国情に合致した発展の道を歩むことを断固支持し、外部勢力によるベラルーシの内政への干渉に反対する。中国はベラルーシと引き続き戦略的協力を強化し、相互支持を固め、実務協力を推進し、両国関係を持続的に深化させていきたい」と述べました。 

　習主席は「私は先ごろ、質の高い『一帯一路』共同建設を支持する中国の8項目の行動を提起し、ベラルーシが引き続き積極的に参加し、そこからより多くの確かな発展のチャンスを得ることを歓迎する。双方は中国・ベラルーシ工業パークなどのプロジェクトを着実に実施することにより、工業分野における協力がより多くの成果を得るよう推進し、クロスボーダー輸送の利便化レベルを高め、経済貿易と人的往来を促進することが望ましい」と強調しました。 

　ルカシェンコ大統領は「中国の発展は、習主席の指導の下、巨大な成果を収めている。ベラルーシは中国との友好関係を揺るぎなく発展させ、中国との全天候型全面的戦略パートナーシップの一層の発展を推進していきたい。ベラルーシは、習主席が提起した『一帯一路』共同建設などのグローバルイニシアチブが、国際社会の共通認識と協力を真に結集する偉大な事業であることを確信し、引き続き積極的に参加していきたい」との態度を明らかにしました。（怡康、柳川）