「中欧班列」は10年間で沿線諸国を連結してネットワーク形成=外交部

2023-12-01 19:40:21  CRI

 外交部の汪文斌報道官は12月1日の定例記者会見で、記者から「11月28日は(中国と欧州を結ぶ国際貨物列車の)『中欧班列(西安)』の運行開始10周年だ。(西安を出発点とする『中欧班列(西安)』の(累計運行本数は2万以上で、中国の『中欧班列』の運行本数の4分の1を占める。報道官は『中欧班列』が沿線諸国の経済発展に果たした役割を、どのように評価するのか」との質問を受けました。

 汪報道官は、「中欧班列はこの10年間で、沿線諸国を連結してネットワークを形成し、国際産業チェーンとサプライチェーンの安定を力強く確保し、世界経済の発展に新たな力を注入してきた」と述べました。

 汪報道官はまた、「『中欧班列』は、陸上輸送の新たなルートを構築し、ユーラシア大陸の協力とウィンウィンを促進した。『中欧班列』はアジア11の国と地域の100以上の都市と、欧州25カ国の200以上の都市を結んでいる。中国と欧州間の商品輸送期間は海上輸送に比べて、日数を20日以上短縮することができるので、中国と欧州の高品質な商品をより早く互いの棚に並べることができる。『中欧班列』の越境輸送需要はこの10年来にわたり旺盛で、累計運行本数は8万1000本に達した。輸送貨物は760万TEUを超え、その金額は3400億ドル以上だ。国際的な経済貿易協力を効果的に促進し、沿線国と地域の経済発展と国民生活の改善を促進し、国際産業チェーンの円滑化に重要な貢献を果たしてきた」と説明しました。

 中国発の『中欧班列』はアジアと欧州を結び、世界に恩恵をもたらしています。習近平国家主席は第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの開幕式で、「中欧班列」の質の高い発展を引き続き推進すると表明しました。中国はアジアと欧州のパートナーと協力して、「一帯一路」共同建設の明るい未来を共に切り開いていきます。(hj、鈴木)

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